12.《ネタバレ》 水球と反弾圧闘争なんてどうやって関わるのかと思っていたら、何とそれが1つの映画の中で上手く融合している。まず、主人公が割と軽いノリ(というか女の子目当て)で闘争に加わっていく(最初は何も考えていない)のが、何とも現実感があって良い。しかしそれも段々と陰惨な色彩を帯びていき、遂に手を下して敵を殺めるに至ってしまう。それと並行して分かりやすく描かれる、ハンガリー「動乱」。しかも、水球は導入部だけのための存在かと思ったら、きちんと終幕ではそこに回帰する。軍事侵略直後にオリンピックで直接対決なんて出来すぎな展開、実際にあったんですね。テーマ性からいっても、そこに向けられた関係者の熱意という点からいっても、後世に残されるべき作品。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-26 00:39:04) |
11.ハンガリー動乱のことは知らなかった。 オリンピックの水球チームと絡めての視点は面白い。 【飛鳥】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-01-03 00:43:11) |
10.史実描写に追われてストーリー、人物描写がイマイチ。ハンガリー動乱のことは全く知らなかった、こんなことがあったのか。 “フェリおじさん”が印象に残る。 【kagrik】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-10-08 21:42:54) |
9.《ネタバレ》 ハンガリー国民のために頑張る水球選手たちと、その間に弾圧されていくハンガリー国民、表彰式で流れる国歌と捕らえられた人たちが歌う国歌の対比がよく出来ていました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-21 22:22:15) |
【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-26 22:05:20) |
7.社会主義政権下のハンガリー、そして水球と扱ってる題材が珍しく新鮮だった。ラストはちょっと悲しかったけど、スポーツの素晴らしさを再認識しました。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-18 21:57:08) |
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6.ハンガリー動乱についての知識なしで見たんですが、見ごたえありました。水球のシーンは迫力あるなーと思ったら、今でもハンガリーでは水球が非常に人気があって強豪らしいですね。吹替えがあると中学生ぐらいの子でも見られるので、小国の苦しさを知るにはいい教材なんだけどな。最後に主役の水球選手の役者さんが非常に魅力的でした。 【グレース】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-24 17:06:51) |
5.歴史もの、ドラマ、ラブストリーのカテゴリーが適切かも。実話を入れるのはちょっと無理がある。しかし、映画はすばらしい。オセチア問題でよく耳にする「ハンガリー動乱」がどのように起こったのかを、教科書レベルではなく教えてくれます。ソ連だけでなく、西側に対する恨みも書かれています。ラブストリー部分はどうかな?ってところもありますが、他の方も書かれている、人それぞれの立場による考え方が良く描かれていると思います。最後の民主主義に関する文書は感動しますね。当たり前のありがたさを思い出させてくれました。 【目黒区民】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-31 22:11:51) |
4.《ネタバレ》 保身の為に情報を流すチームメイトとか、コーチが選手にかける思い。叔父さんと母親の考え方の違い、幼い弟の感じ方。とにかく色々なものが詰まってて、一つ一つの描写、それぞれの立場や思想の違い、そういったものの描写が上手いです。この人は今どう思ってるのか?例えばそれが主人公にしても、状況的に仕方なかったとはいえ、自らの手で人を殺めてしまった瞬間の表情とか、決して言葉に頼る事無く、観客に読ませ、考えさせる演出がバツグンに上手い。ラストもそうですけど、これこそが映画ってものでしょう。愛を説こうとした神父さんなんかも、若干滑稽に映るかもしれないけど、多分それが彼なりの生き方だったんだろうし、誰がそれを笑えるものか。私が映画に求めるものがギッシリ詰まってました。 |
3.ハンガリー動乱のことを何も知らずに観賞しました。 もちろん知ることが出来たのはとてもよかったと思うんだけど如何せん、この映画の視点が少し偏りすぎている気がしてしまう。 見ている最中に「絶対悪なのね、とにかく悪いのね、」としらけ気味で観てしまった。 徹底的に批判しているその姿勢が好きにはなれなかったのでこの点数。 正直いって、薄い映画。しかもストーリーにそういう問題があるんだけど アクションシーンの作りこみは凄かったり。 色々と残念。 【05】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-07 18:18:10) |
2.初めて見たハンガリー映画、衝撃的です。ハンガリー動乱はこんなんですよーって書いてたのをリアルに映像化されたのを見てその迫力と無残さ、ソ連の裏切りに世界がハンガリーを見捨てたことがとても悲しく思えます。水球のシーンは最初と最後ぐらいしか出てきませんけど、映画全体の迫力はハリウッド映画を超えてるかもしれません。アンドリュー・G・ヴァイナはハンガリー出身だから製作を担当したのは分かるけどな~んで脚本がジョー・エスターハス?と思って調べてみたらなんだ、君もハンガリー出身かぃ。 |
1.《ネタバレ》 今まで、活字や断片的な映像によるドキュメンタリーで「ハンガリー動乱」についてはある程度知識を持っていたつもりでしたが、思っていた以上に過酷な「革命戦争」であったことを知り、映像の持つ力を改めて感じましたね。 内容的には、「ハンガリー動乱」を描いた戦争ドラマであると同時に、メルボルン五輪で金メダルをとったハンガリー水球チームのドラマでもあり見ごたえがありました。 【TM】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-23 22:05:06) |