11.みなさんおっしゃるようにお財布のナレーションがいったかどうか、他にもいろいろ物足りなさが結構感じられました。 【HRM36】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-02-02 11:39:34) |
10.《ネタバレ》 財布を語り部風にして話が展開していく必要がまったく感じられず、話も、何だか途切れ途切れで、ただただイライラ感が募りました。女優さん達が美女ぞろいで、最後はセリフを絞り込んで、女優さんだけを眺めていました。WOWOWの「マークスの山」での衝撃を期待した小生の誤りを悟らされた映画でした。 【亜酒藍】さん [DVD(邦画)] 2点(2013-06-15 18:17:45) |
9.《ネタバレ》 財布が語り手、という肝心の部分にあまり意味を感じなかったのがイタイが、全体的には良質のサスペンスだったと思う。アルトマン作品並みの群像劇なので、彼らが結末に向かって収束していく様は見応えがある(回収しきれていないエピソードも散見されるのが残念。ストーカーに襲われた花嫁って一体何だったの?)。結局真犯人は捕まらず、まだまだ戦いは終わらないという、疲れるラストも個人的には許容範囲。宮部みゆきの映像化作品では面白い方ではないか(『模倣犯』とかね、ひどいのが多いから…)。 【フライボーイ】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-06-04 16:00:12) |
8.原作では擬人化された財布が主観となって物語りは進む。その語り口は小説らしく読者の想像力を掻き立て、ありがちなサスペンスを意味深いものにしている。そして、各登場人物のエピソードと重なり事件の全体像へと進む過程をじっくり推察できるのが魅力なのだ。あくまで文字だけの世界だから成し得る面白さなのであり、そのまま映像化すれば=面白いことにはならない。この手の作品の映画化は非常に難しいと思うし、脚本や演出にしたって相当な技量が要ると思う。ただ、それ以上に感じたのは「観客をどう見てくれるか」という配慮がかなり欠けていた点である。 そういう意味で原作を単に映像化しただけに過ぎないのが残念で勿体無い。 【シネマブルク】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-04-17 12:21:19) |
7.《ネタバレ》 これはイマイチ。シナリオの出来が悪い。 まずは、人物ドラマについて。たくさん登場人物が出てくる。それら登場人物がそれぞれにドラマをしょっており、それについて映画ではじっくり描かれる。しかし、それら登場人物の背景ドラマは結局何だったの?というまま物語は終わってしまうのである。ストーカーに狙われた結婚直前の恵梨子、万引き少女と色々あった高校教師、友人に裏切られたバスガイドのマコ、こいつらは結局一体何のために登場したのか?彼らはそれぞれ事件に少なからず関わってはいるが、彼らの人物像やドラマを描いた割に、それらが、結局何にも物語全体のテーマや本筋に結びつかないまま終わってしまう。そして、さらにひどいのが、物語の中心人物である、デカ長や、探偵の二人についても、同じことが言える点だ。デカ長の妻や娘との関係、探偵の愛する妻を失った過去、これらも結局ほとんど未消化のまま物語が終わってしまうのである。そのくせ、ラストにごたいそうに語る少年の大人になるとかならないとかの話は、少年の背景ドラマと全く関係ない話である。結局、2時間以上にわたるドラマの中で、描かれるそのほとんどが無意味、未消化と、シナリオとしてはこれ以上ないクソっぷりである。 次にミステリーとしての出来について。 結末や犯人に意外性はない。トリックもない。どんでん返しもない。事件の真実はいったい?と期待して見てたのが完全に裏切られた。 「しょせん凡人に過ぎない彼らが世間の耳目を集めるためには殺人という手段しかない」、そういう「驚きの動機」については面白いとは思う。しかし、それだけでは長々と引っ張ってきた割に結末としてはショボすぎる。また、事件の黒幕である塚田や法子が最後まで捕まらないのも後味が悪い。あの二人はせっかく悪役としてよく描けていたんだから、素直に彼らを逮捕して、スカッと爽快で終われば良かったではないか。 他に細かい点。 現在、どんなにマスコミが「怪しい」と踏んでいる人物でも、警察によって逮捕されない限り、犯人扱いで報道されるようなことはない。ワイドショーや週刊誌ですら、そのへんはわきまえている。ロス疑惑があった時代と今は違うのだ。よって塚田と法子がまるで容疑者のようにマスコミに取り上げられるシーンはリアリティを欠いている。そしてそれはそのまま物語の核心である犯行動機のリアリティのなさにつながってしまう。 【椎名みかん】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-03-02 14:42:10) (良:1票) |
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6.原作は読んだはずだが、いろいろな財布が出てくるというところ以外ほとんど覚えていなかったので新鮮な気持ちで見ることができた。にもかかわらず、財布を主人公にしなくてもよかったんじゃないかなと思ってしまう展開だった。話としては結構面白かったが。 【HK】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-25 21:39:14) |
5.《ネタバレ》 正直、退屈だった。内容も目新しい事なく、際立ったキャラもいない。序盤にでてきた目撃者(お金渡そうとした女)は何だったの?説明あった? 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-01-18 20:13:49) |
4.へたな演出、ぱっとしない画面、めりはりのない話。 【goro】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-01-04 22:42:53) |
3.《ネタバレ》 何で三木が予備校生の身元を知ったのかが解りませんでした。後、どうせなら塚田が捕まるところまで見たかったなあ。 【より】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-01-02 00:49:27) |
2.WOWOWのスペシャルドラマ企画なので、必然的に“テレビ映画”的な雰囲気は色濃いが、直木賞作家の原作の映像化だけに、ストーリー的なインパクト以上に深みはある作品だったと思う。 多額の保険金が絡む連続殺人を、刑事、容疑者、真犯人……様々な側面から捉えていく構図には、観る者を少しずつ「真相」へ引き込んでいく巧さがあった。 全く別の立場の人間たちの心理描写までしっかりと踏み込んでいくので、単なる謎解きに留まらないドラマ性があったと思う。 ただ、この作品では各登場人物たちの「財布」からの視点というものが共通して描かれるわけだが、映像化の上では果たしてその“試み”に効果があったかどうか疑問が残る。 原作小説を読んでいないので、想像の域を出ないけど、おそらく文体では「財布」からの描写というものが、物語を構築する上で「核」としてもっと効果的に存在するのだろう。 こういう群像ミステリーは、嫌いではない。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-23 13:21:10) |
1.期待ハズレかな..TVの○○サスペンス..もどきのような作品..別に映画にするほどでもない内容..B級サスペンス... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-10-28 12:49:37) |