10.《ネタバレ》 安定剤のせいで「ちょっとおかしな」どころか「カオスティック」な葬式になってしまった!ほのぼのコメディと思ってたら、休む暇もないドタバタ具合で疲れた。が、と登場人物の皆さんがとても良い顔して、本気でドタバタしてたので、とても面白かった。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-05-17 20:13:27) |
9.冒頭、変な人たちが吸い寄せられるように集まってくるシークエンスでは大いに期待させたのですが、その後の発展がありませんでした。これだけ変な人たちが一所でぶつかり合えば、もっといろんなギャップや摩擦やねじれがあって、それが笑いを生じさせるはずなのですが、初期設定そのままで終わってしまっているのです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-02-14 02:29:10) |
8.《ネタバレ》 名バイプレイヤーを集めて作られた感じの悲喜劇。特にアラン・テュディックの芸達者振りは見事で、ヤクでキメキメ状態になった演技には大いに笑わせて頂きました。アメリカの良くあるお下劣コメディと異なり、劇中では誰ひとり死なず、態々見せる必要のない下品なシーンも見せない点に好感が持てます。昨今のアメリカのコメディなら件の写真なぞ間違いなく大写しにしてしまうでしょう。一応葬儀という舞台にあった上品(?)な作りでした。 但し、登場人物が多く一人一人の葛藤などは特に掘り下げられないので、「主人公が挫折から立ち直り成長する」そういうアメリカの伝統的な物語を求めている人にはややモヤっとくる話かも知れませんが。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-16 16:13:08) |
7.《ネタバレ》 最初は退屈だったが、じわじわハマる! 良作です。安定剤が出てきた段階で、キーアイテムだなとは思ったが、予測を上回る面白さ。 死んだ父親がゲイと分かった時の、まわりにある彫刻、肖像画は、思わず声に出して笑ってしまった!得点映像のNGシーンも良。 爆笑の連続とはいかないが、部分部分ちくりとした面白さがあり、見た後何故か清々しい気分。 【kontiki】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-11 15:06:35) |
6.「帯をあげました」と聖書を閉じるところで噴出しそうになりました。もうやめてーと、お腹が痛くなるまでいろんな手段で笑わせてくれます。(思い出し笑い注意です)。母親にとっては遠くにいるちょい悪な弟がかわいくてしようがないみたいですね。とにかくなんてことのないシーンがツボだったりします!未見の方はどうぞお楽しみに。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-25 15:12:13) |
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5.《ネタバレ》 破綻しそうで、ギリギリセーフという、稀代のバランス感覚を持った良質コメディでした。とりあえず…あの精神安定剤は、素晴らしい助演。しかも脱衣率100%という優れもの。あの薬学部のカレ、天才なのかも。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-05 23:58:43) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 本当におもしろいコメディでした。 ほぼ同じ屋敷内での半日のお葬式の様子を描いたドタバタコメディで、役者たちが次々に笑わせてくれます。 「安定剤」がたびたび引き金になって、笑いの連鎖が。 最初人物関係が分からなくなりそうな不安もありましたが、冒頭10分でその不安も解消。 なんとなくの関係でも気にならないぐらいあっちこっちに笑いのくすぐりが。 あまりなじみのない役者も多かったですが、役者がみんなうまいです。 シリアスとコメディの間の絶妙な演技が見ていてほんと楽しかった。 【かずろう】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-27 22:33:06) (良:1票) |
3.フランク・オズの本領発揮!!見事な傑作コメディー。ちょっとどころか大いにおかしい、てんや、わんやのドタバタ劇に喜劇の真髄のようなものを感じる、楽しい映画でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-18 22:28:18) |
2.《ネタバレ》 父親のお葬式に集う人々の関係や背景、キャラクターが絶妙なハーモニーを醸し出し、とんでもない方向に絡み合う。お葬式は本来厳粛?なハズ…その一日を舞台に、こうもユーモラスに描くとは。それがあれでこうなるか!と展開に全く飽きず、クスクス笑いが止まりませんでした。上手いですね。特に、ピーターを棺桶に入れる場面に爆笑し、アルフィー叔父さんが、事あるごとにハワードを杖で小突く場面にも大笑い。冒頭&エンディングのアニメーションも好いし、音楽も良かったし、加えて最後の弔辞にはジンワリする仕掛け。笑えるけど、終始温かい。出演者もいい仕事で、いや~これは佳かったです。完璧じゃなくて、いいのだ。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-11-15 22:08:43) (良:1票) |
1.ハウエルズ家の主人のお葬式の半日を舞台にしたコメディ。単館で地味な扱いながら久々のフランク・オズ監督の新作で楽しみにしていたのですが、期待通り笑わせてもらいました。コレは面白かったです。葬儀に集まってくる親戚や知人はひと癖ありそうな人ばかり。狭い家の中は参列者であふれかえり、参列者の様々な事情に故人の生前の複雑な事情までもが交錯する、狭い屋敷の中で繰り広げられる群像劇ですが、そこはさすがにコメディ職人フランク・オズ監督。登場人物に無駄が無く、全員が見事に笑いに貢献している。しかも誰一人ふざけている人間はなく、全員がそれぞれの事情に対し至って真剣にてんぱっている様子がとにかく可笑しい。書斎に物置にトイレに屋根の上まで狭い屋敷を使い切り、テンポの良さも見事です。そんなハウエルズ家のお葬式はかなりまずいことになりつつもドタバタしつつも一応は丸く納まったようで一安心。そしてそれぞれが微妙な関係にあった家族が互いを思いやる気持ちを取り戻したラストはあたたかい。主役は”精神安定剤”? 【とらや】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-07 19:31:28) (良:1票) |