1.よくあるエロコメではなく割と真面目に作ってある。主人公はどうしても映画が撮りたくて、しょうがなくポル・・・いやアダルト業界に就職するわけだが、このなりふり構わずの行動を共感出来るか否かで大きく見方が変わるだろう。自分はがむしゃらな人が嫌いじゃないので普通に応援出来たかな。もうひとつの理由として、これは映画の中身とは関係ないかもしれないが、普段見ないリリーが見れた事。表情豊かで元気な彼女は多分初めて見たので、個人的に嬉しかったし、新鮮だった。話の方は1本道で想像通りだが、終盤にちょっとしたサプライズがあり、それがメインストーリーにうまく絡んでいたと思う。人生進む道は無限にあるが、なんにせよ一生懸命頑張ってる人は見ていて楽しいしパワーをもらえる。それと彼女のがむしゃらさは今の日本に欠けているものではないだろうか。けっして素晴らしい映画とは言えないが、好感が持てる、そんな映画だった。あ、それと近くに家族がいる場合はヘッドホン装着した方が良いですね。