1.《ネタバレ》 ほとんど映画の体をなしてません。決して不真面目に作られた作品じゃないんですが、
小説と映画の違いが全く理解されてない作品でした。
なにしろたぶん小説中にあった主人公の独白がそのままモノローグとして再現されちゃってるんですから。これほど「説明的な台詞」が多い作品も滅多にないと思います。
しかしながら、麻生久美子が……。これほど素晴らしいキャスティングは、他にはめったにないと思います。なにしろ「羽のない天使」の役を「羽のない天使」が演じてるんですよw
もうとにかく彼女の存在が素晴らしくて他は何にもいらない、そういう映画でした。
(ついに女優の魅力だけで8点をつけてしまいましたw)