【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 1点(2023-03-06 13:03:45) |
30.《ネタバレ》 実話を元にした映画だとはつゆ知らず。最初にテロップでそれが出たとき、『じゃあモンスターは出ないな・・・』となんかがっかり。なんかそっち系の映画と勘違していたので、前半がちょっとかったるくて退屈に感じちゃいました。 でも最初に犠牲になった女性調査員との酸素ボンベの奪い合い。ふいに訪れる緊張感。なるほど、それでサスペンスでありパニックなのかと妙に納得。映画の方向性を再確認。これは遭難系ですね。 一人、また一人と命を落としていく。少しずつ悪くなっていく状況。そんななか出口を探し求める緊張感は悪くなかったと思います。 「実話を元に・・・」というテロップが出たものの、実際の事故では閉じ込められた15人全員が生還したそうでして。つまり人が亡くなっていく描写はすべてフィクション。まあ何も起こらないと映画になりませんし致し方ないところでしょう。 洞窟なので仕方がないのですが、まず全体的に画が暗い。そして現在の位置情報や周りの状況がわかりにくい。これはこの映画というより洞窟ものの欠点ですね。 もう一つマイナスなのが、亡くなった調査員が着ていたスーツを着るのを頑なに拒むヴィクトリア。スタンドプレーが目立つカール。命がかかっている危機的状況で、そんなわがままばかり言いますかね?ちょっと不自然だと思いました。 最後、海に出てきたときの安堵感。手堅い作りで悪くないと思います。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-12-01 00:15:25) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 アマプラで鑑賞。 洞窟+水中の息苦しさは十分伝わりました。が、それだけですね。 親父が頑固者→なんやかんや危機乗り越える→家族愛→親父死ぬ と言うお馴染みの展開でした。 女を無能キャラにしたがるのはこのテの映画特有の流れなのでしょうか。 ディセントみたいにバイタリティの塊みたいな女性がいても悪くないんじゃないか? 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 4点(2019-03-24 22:28:19) |
28.《ネタバレ》 劇場で見る事が出来ず、この度アマゾンプライムで鑑賞。前から見たいとは思ってたけど、見た印象は「えっ?こんな話?」だった。洞窟で遭難した一行が力を合わせて脱出、かと思ったらさにあらず、最初から最後まで大喧嘩しまくり。危機に直面した人間の醜さはゲップが出るほど堪能できます。大喧嘩した結果、次々と仲間も死に段々と暗澹たる気分になる。なぜこうなったのか?その原因はひとえにあの親父に人望がなかったからでしょう。人望がないと言うより作中の人物の言葉を借りれば「心がない」。それじゃ息子でなくてもついていけないよ。いやぁ、ちょっとガッカリでした。 【ぴのづか】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-07-15 22:31:29) |
27.こういうのを実話だと言い張るのは、川口浩探検隊くらいのもんでしょう。 それはともかく、途中まではどうも違和感というか、事件や対立がとってつけたように起こる妙なオハナシだと思って観てたのですが、要らない登場人物(?)が退場していくと、ちゃんと父と息子の物語に収束していったではないですか。実は何となくいいオハナシだったりします。 というか、オハナシがどうこう言うより、洞窟の洞窟らしさ、壁面の艶めかしい色気がよく出ておりました。一歩間違えば大怪我や死に繋がる危険と隣り合わせの色気。怪我したら痛そうだなあ、という感じ。そしてそこからの脱出劇、それはまるで、胎児がこの世に生まれ出るかのような。 明かりの乏しい洞窟内の描写を、あまり暗くし過ぎないように、それなりに見やすいようにしてくれている親切設計、もうちょっと光と影を効果的に演出してくれたら、とも思いますが・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-18 21:21:09) |
26.《ネタバレ》 恐怖の形もいろいろあるが、地下2000メートルの洞窟という恐怖も私にとってはなかなか(>_<) 恐怖その一。 ちょっとマニアックで申し訳ないが、ゲームのウィザードリーを思い出した。ダンジョンの奥に行けば行くほど敵も強くなり落とす武器やアイテムもいいものになる。でも地上に戻れなければ全部パー。おしりがピリピリするようなあの独特の緊張感!奥に行けば行くほど帰るのが難しくなる。リセット技が間に合わなかった時やワープに失敗して骨になったり永遠に失われたり(>_<)きゃー。 恐怖その二。 ある日満員電車に乗っていて、急に電車が止まる。延々説明もなく止まったまま。私なら気がくるいそうになる。要はいつまで続くかわからない閉鎖性の恐怖。宇宙モノでもこんな閉鎖性は取り上げられるが。 こんな恐怖のなか、水の恐怖や通信が途絶える恐怖も加わる。 あー、なんて惜しい映画なんだ。 お父さんはとってもナイスなリーダーシップを発揮しようとしているのに、周囲が経験不足すぎてかわいそう。みんなのために人をころしたりも。息子は最後には父親の偉大さに気づくのだが時すでに遅し。すでに映画に共感できない(>_<) 残念! 【JF】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-08-07 00:42:47) |
25.《ネタバレ》 なぜ、山に登るのか、そこに山があるから、そして、なぜ穴に潜るのか、そこに穴があるから。冒険家に理屈はいらねー。ただ、こーいう挑戦者がいるから、人間全体の発展も少なくともあると思う。パイオニアは人間の本能の一部だ。最初の衝撃的な事件で、この映画のキーパーソンである冒険おやじが受けいられなかったが、冒険おやじを単なる人格的なヒーローとして描いてないあたり人間のリアルさは感じられた。そのぶん、後半の乱闘とオヤジの死に方は物語的で、ちょっと冷めた。でも映画全体で緊迫感と圧迫感はあったので、最後まで集中して観れました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-11-06 18:02:29) |
24.この映画をこれからDVDで見る方は、部屋を暗くして見ることをお勧めしたい。 自分は、序盤「暗いなあ~、ま、新しい映画だし、そのうち明るくなるだろ」とか思ってたら、ずっと暗いままだったから。 途中で部屋のカーテン引いたけど、序盤を乗り切れずに見てしまったのは痛い。 でも、ハッキリクッキリの映像で見たって、やっぱり乗り切れなかったんじゃないかという気はする。 だって、洞窟探検の意義がよくわからなかったから。 「すごい金をかけた道楽」なんて説明があったけど、それじゃ見てるほうは困る。 金儲けでも学究でもなんでもいいから、「命懸け」の説明をちゃんとしてくれないと。 後半からは、おどろおどろしいシーンが続くんで、なんとか見られるけど、あくまで、なんとか見られるっていう程度。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 3点(2013-02-17 15:49:31) |
23.この手の映画は緊迫感がすべてだと思うが、残念ながら緊迫が伝わってこなかった。その理由はたくさんある。遊び感覚の探検、リアリティのないセット、お決まりの親子愛、登場人物のあまりの阿呆さなど。3Dで観たら迫力があったのだろうか。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-09-21 19:25:56) |
22.《ネタバレ》 大自然の畏敬の念をうたいながらも、それを味わう以前に人間の浅はかさや向こう見ずな冒険心が目に付いて最後まで心を揺さぶられなかった。 冒頭の主人公の少年が水底に落ちながら、最後に目を開けるシーン、で大筋は判明。さてさてどんな展開か、と期待して見たがお世辞にも爽快感があるとはいえないサバイバル。パニック映画の突然の悲劇ではなく、自ら危険を承知で突き進むから、それぞれに欲望がうごめき、人間関係もざらついているのがそもそもしっくり来ない。キャメロンの「アビス」は偶然別な知的生物に遭遇したりして、目先が変わるが、この作品はあくまで洞窟の難関クリアだけだ。次から次に起こる問題も「今度はこれね」という一本調子に思えてくる。主人公たちの親子のテーマが、最後に奇跡的な活躍をしなければならない息子の伏線であると同時に、冒険家としての目覚めと成長を醸したいのだろうが、彼自身にあまり魅力を感じないせいか、なぜか「どうぞご勝手に」となってしまった。映像が素晴らしいだけに「アバター」と同じ印象。 【やしき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-08-22 18:04:33) (良:1票) |
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21.《ネタバレ》 文字通り息がつまる映画ですね。ダイバーの自分としては水中でパニクるイメージとかよくわかります。それにしても侍のような頑固親父でしたね。最後のシーンまでプレゼントの存在を忘れてました。親父と息子だけだったら結構簡単に助かってそうだ。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-05 17:43:41) |
20.《ネタバレ》 まあ、冒頭から最後まで既視感満載なんだけど、それでもパニックアクション映画としてはそこそこ楽しめました。ずっと洞窟のなかだけで話が進んでいくので、中盤だれるきらいがあるものの、親子の絆に焦点を絞ったところは(ベタですけど)良かったんじゃないでしょうか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-25 21:16:40) |
19.《ネタバレ》 映画館の大画面と音響で見たら8点だったかもしれません。洞窟の映像のほとんどがセットにもかかわらず,本物っぽさを出しているのは「すごい」の一言に尽きます。始終胸が締め付けられるようなドキドキ感はあります。(ただし死んでいく順番は予想通りだった)体をぶつけたり,おぼれたり,した死体を見せるところ(頭の皮が剥けていくところ)が,あの場所の怖さをさらに醸し出します。最後は,もし3人でいけば確実にボンベの酸素は足りなかったですよね。ちょっとそういう都合のいいところがありすぎるところがいまいちかな。 【蝉丸】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-05-13 12:36:20) |
18.《ネタバレ》 劇場の大スクリーンで観ていたならば、また違った印象だったのかもしれませんが、自宅TVでの鑑賞では想像していた程のスペクタクルは感じませんでした。冒頭こそ、森林奥地に突如現れた巨大洞窟の全景に圧倒されたものの、物語の殆どは洞窟内。息が出来ない恐怖と、陽の光届かぬ暗闇に終始苛まれました。密室型のホラーサスペンスの趣です。本作が実話との触れ込みは承知していたものの、『○ー○○○ォーター』等の例もあるため、予断は許されません。というか、とても生還が適うとは思えませんでした。それほどまでに、彼らが陥った状況は絶望的でした。本作を観て思い出したのは『ポセイドン・アドベンチャー』。スコット牧師と冒険家の父親の姿が重なります。この父親を見ていると、皆を励まし常に希望を捨てなかったスコット牧師の偉大さが分かるというもの。もっとも、だからと言って父親を批判する気にはなれません。彼は彼なりの責任を全うしたと思います。父親にとって、これ以上のハッピーエンドは無いでしょう。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-19 20:24:23) |
17.《ネタバレ》 冒頭から父親へは非常に偏屈な印象を抱いていましたが、物語が進むに連れ、とても頼もしく人間として尊敬できる部分をしっかりと持ってる真の強い人間だと見方が変わりました。 だからこそ、生死を掛けた 冒険を通して、軋轢のあった父親と息子の絆が深まっていく様はとても共感できました。また、揺らぎない決心をした息子が唯一生還できたという事がその絆をより一層強いものに変え、将来は立派な探検家になるのではという希望を抱かせてくれるに相応しいラストシーンでした。 そうしたテーマはしっかりとしつつも、肝心の洞窟内部や水中でのシーンも細部まで拘りをもって撮影されており、映像、音響共にクオリティーは高い。一切の妥協は感じられないリアリティー重視の演出は見事。ただ、些か真面目過ぎて窮屈に感じる部分はあるかもしれないが一見の価値有り。 【シネマブルク】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-22 00:08:46) (良:2票) |
16.映像と物語の展開は楽しめた。ただ、ここまで人の命を犠牲にしているわりには、得られる教訓があまりに小さい内容ではないかと。究極の状況に置かれた人間の感情を描きたかったらしいが、ちょっと力足らず。映画としては悪くはないんですけどねえ。。。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-18 00:53:33) |
15.映画館で観ようと当時思っていて見逃してDVDで観ました。いやー・・お父さんの冒険野郎の気持ちは重々理解出来るんですが、なにせ想像していたよりも痛い&苦しい映画でした。もう一回観たいとは思わないかなぁ。 【ネフェルタリ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-17 17:49:09) |
14.《ネタバレ》 研究者、探求者というものは、その道のトップランナーである。誰しもが理解できるメジャーな研究ばかりではなく、一見「趣味・道楽」に見えなくもないような研究もある。この映画に登場した「父親」はれっきとした「研究者」として描かれている。趣味や道楽でスリルを楽しんでいる人物ではない。研究の対象はまさに「秘境」だ。洞窟の在る地域がすでに秘境であることを冒頭映像で美しく且つ「リスクの高さ」を明示している。さらに洞窟自体がその深度、狭さがハンパでないことを示していた。最先端を走る「研究者」には常人では理解できないほどの「厳しさ」がなければならないが、それは自己に対する厳しさは当然のこと、危険を伴う研究であるのなら、他者の安全を守るためにプロなりの「他者への厳しさ」も当然必要である。本来ならこの「父親」は自分なりの安全で効率的な研究をしたかったものを、ナショジェオTVの取材などスポンサー関連の「接待」を強いられ、結果、事故につながったものだ。この「父親」は人格的にも強く、正しい人間であり、誰かがいつか行なわなければならない研究を突き進めるために努力した素晴らしい人物だ。決して自分勝手だったり、、人格がおかしいわけでもない。このような人に知られるとも限らない、何の役に立っているのかもわからない研究は世界中で絶え間なく行なわれているもので、それらの積み重ねで人類の今はあるのであり、その恩恵の上に何もしらずに「どっかり座って」映画をみているのが我々だ。映画の最後まで正常なメンタリティを維持したのは親子とリドだけ。彼らしかこの洞窟にはいるべきではなかったのだ。「父」は極限状態だからああいう言動をしたわけでは断じてない。「普段から」極限状態を常に意識して行動しており、事故のおきる前、事故の最中、事故後、「一貫して」冷静に対応している。また、それだからこそ「トップランナー」である。私はこの「父」の言動について、その全てを、深く頷きつつ共感した。危険と隣り合わせと理解しているもの、それを理解していないもの、その隔たりはいかにも遠いからこそ、危険を理解する者は、変に相手の機嫌をとったり気持ちを汲んでやる以前に「まず、わからせる」ことが義務なのだ。閉じ込められて生還するという点で127時間のことを思ってしまうが、サンクタムのほうが遥かにすばらしい映画だと感じた。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-08 07:35:57) (良:3票) |
13.《ネタバレ》 最初は登場人物たちの行動、発言を理解できずイライラしながら観ていた。なぜ危険やお金、大金をかけてまで洞窟を探検するのか。リーダーの自分勝手な行動・発言や、わがままで洞窟探検に全く危機感を持っていない若い男女。長々と続く暗い洞窟。もう嫌になって途中で観るのをやめようかと思った・・・が、我慢して観た。観てよかった。後半、探検家とはこういうものだと理解できた。ただ単に、純粋にこの親父は洞窟が好きなのだ。ただそれだけ。もう生きるか死ぬかの極限状態という時に、親父は本当に生き生きしていた。息子と二人で話をしながら心から楽しく、嬉しそうだった。なんか、ここまで打ち込めるものがあるって、素晴らしいし、羨ましくも思えた。最後大好きな洞窟内で息絶えた親父は幸せだったのではないかと思えて仕方ない。 【N.Y.L.L】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-02-01 08:06:08) |
12.映像の良さとかはあったんだけど、如何せん同じような洞窟の風景が続くだけに単調だったかな。冒頭のジャングルの映像の綺麗さでとっても期待したんだけどしかたないかな。ストーリーもどこかで見たような典型でエンターテイメント性はちょっと薄い。キャメロンということでなんとなくアビスも連想してしまった。好きなんだろうなあ。水物が。自然相手になると人の命が軽いことをまざまざと表現。主人公(父親)の行動はその自然の厳しさを相手にしていることをためらいもなくきっぱりと表現している。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-01-28 15:12:28) (良:1票) |