1.《ネタバレ》 捨てる神あれば拾う神あり。
ここ西成は世から捨てられた人々が集い、このドキュメンタリーに出てくる主要な方々はそれを拾う神みたいなものだ。
金儲け至上主義の悪い人から搾取された社会的弱者を、一人一人心を込めて面倒をみる方々には頭が下がるし尊敬する。
一方でドキュメンタリー作品としてみるとイマイチな部分がある。
登場する人たちの話に耳を傾けているのに、そこに被せるようにナレーションが入り、どちらの音声に集中していいか戸惑う事しばしば。
ナレーション自体はとっても聴き取りやすいのに、この作り方がよろしくない。
リサイクル業を西成で創り上げれば、雇用を創出できるし物もリサイクルされて環境にも良い。
とても理にかなった良い仕組みだと思う。
この仕組みを現在どれだけ発展させているのか興味のあるところで、続編を見てみたい。