1.「1」がヒットしたことで、誠役を西城秀樹から南条弘二に代えて製作された続編。
単行本全16巻中の4巻~6巻あたりを描いており、さすがにハショリはあるものの、
原作には割と忠実。昔懐かしい映像と雰囲気は、レトロ感を大いに刺激してくれる。
高原由紀役の多岐川裕美がまあまあというぐらいで、みんな演技はオーバーで下手だし、
いかにも安上がりといった作りだけど、劇画の映画化はこれでいいんじゃないかと思う。
漫画は真剣に読んでいたのに、どうしても笑えてしまうところがいい。本作では、
岩清水君の出番がなかったのは残念。