1.《ネタバレ》 永井豪原作だが、同原作者の『デビルマン』がめちゃくちゃにされたら腹が立つ。
でも、『けっこう仮面』は正直どうなってもいい。
別に嫌いってわけじゃなく、B級感漂うふざけた作品になっても、原作もそんなもんでしょ?って意味で。
「顔を隠して体隠さず! けっこう仮面は誰でしょう?」
「おっぴろげジャーンプ!」
とことんおバカで、お下劣、ナンセンスなドタバタパロディ。
裸は出てくるけど、エロさはあまり感じない。
ストーリーの本筋なんかより、どんな気持ちで役者が「けっこう仮面」を演じているのか、そのバックステージに思いが及ぶ。
この作品のバックステージをシリアスに撮った映画が観てみたい。
そっちのほうがよっぽど面白いと思うんだけど。