別れのタンゴのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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別れのタンゴ

[ワカレノタンゴ]
1949年上映時間:88分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-05-01)
ドラマシリーズものモノクロ映画音楽もの
新規登録(2013-03-20)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2021-05-06)【イニシャルK】さん
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監督佐々木康
キャスト高峰三枝子(女優)花村恵美子
若原雅夫(男優)宮田浩三
佐分利信(男優)大井泰介
高杉妙子(女優)杉浦富子
坂本武(男優)叔父勇作
脚本長瀬喜伴
音楽万城目正
作詞藤浦洸「別れのタンゴ」
作曲万城目正「別れのタンゴ」
主題歌高峰三枝子「別れのタンゴ」
撮影厚田雄春
製作小倉武志
企画吉村公三郎
配給松竹
美術浜田辰雄
録音大野久男
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1.戦後にも高峰三枝子のメロドラマは作られ、私は『懐しのブルース』ってのとこれを見て満腹になったが、ほかにもまだまだ『想い出のボレロ』とか『情熱のルンバ』とか、目が星と光るような題名のがある。『懐しの…』は見事なまでの通俗メロドラマで一つの典型として見られるものだったが、第二弾のこれは原案が吉村公三郎というせいか『暖流』の設定を思わせるような・ちょっと階級闘争的なヒネリを加えてあって、意外と拾いもの的に楽しめた。若原雅夫の高峰に対する憎悪が、階級憎悪と重なりかけるんだ。それがすぐ和解して愛になっちゃうのも、頬の傷だけで何とか納得させてしまう。そこらへんメロドラマの味付けにも時代的反映があるんだなあ、と思った。あと面白かったのは、ヒロインが劇中で歌手となりスターとなって、この映画の中で『別れのタンゴ』という映画を撮ってしまうこと。こういうスター成功譚は戦前からあるが、この作品を地方の映画小屋で見ている高峰ファンが、かつて彼女とラヴロマンスがあったと錯覚できるような作りになってる。メロドラマにもメロドラマなりの工夫の歴史があるのだ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2013-03-22 09:56:06)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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300.00%
400.00%
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61100.00%
700.00%
800.00%
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