1.《ネタバレ》 正直、全然期待していなかったのですが、これが意外と面白かったです。
ヴァン・ダムは、悪役のほうが光るんじゃないかという気さえしますね。
アクションがどうのというより、主人公ヘンリーと、彼を殺そうとしていた
海兵隊員の兄の不思議な友情といいますか、だんだんと雪解けしていき
やがては互いに力を合わせていくその様が見ていて楽しかったです。
最初のほうが、可愛らしい女性が積極的にアプローチしてくるもんだから、
見ているこっちも鼻の下が伸びてきちゃいます。世の女性がみんな
こんな風に積極的だったらいいのにな~なんて思いながら見てたわけですが、
それゆえに終盤の展開は予想外でした。
なんてこったい!甘い罠というやつでしたか。そういうどんでんも込みで、
最後まできちんと楽しめませもらいました。
ガソリンが流れ続けるボートに、水上から火を投げて爆発させる最後は
「ダイハード2」のラストを思い出しました(笑)