2.《ネタバレ》 住宅ローンを滞納した主人公が強制退去させられた不動産ブローカーに雇われ、逆の立場になって強制退去させる仕事に就く。とまあ、こんな話しなんです。
主人公が葛藤していく様が感情移入でき、不動産ブローカーの社長の言い分にも説得力があります。
私も一番初めにレビューを書かれた人と感想は一緒ですね。
中盤まで現実的でいいのですが、終盤、お約束とも言うべき、良心の呵責とでもいうのでしょうか、家族を不幸にしてまで正義を貫く? と、まあ、悪事をバラしてしまうんです。
世の中、負け組と勝ち組って存在すると思うんです。
私はどちらかというと負け組。
だから、こういう終わり方でもOKなんですが、世の中がどうなろうと自分たち家族が幸せなら、それで満足って方には、主人公の取った行動に疑問が残ると思うんです。
その疑問は一生理解できないでしょう。
感想は二つに分かれると思う作品です。