2.《ネタバレ》 周りを顧みず自分の本能だけで恋愛に突っ走ってる登場人物がでてくると、あっぱれと思うかムカつくかどちらかの場合は多いけどこれはどちらにも属さないめずらしいパターンでした。
ひところで言うと、子供の頃から親友だったふたりの女性が、それぞれ結婚してお互いに息子を持ち、その息子たちのアプローチで関係を持ってしまうという話。
片方の母親は夫を事故で亡くし、もう片方の母親は後に離婚します。
片方は若い男におぼれて、片方は冷静に関係を続ける。年齢差のある恋愛の2つの行きつく先が見えるのも、わかりきった話です。
この映画で印象的なのに二人の母親が、どんな状態でもお互いを責めることなく続いていくところで、プラトニックなレズビアン感覚が見られます。
客観的に楽しめる映画でした。