1.投稿1号失礼します。今さら見る人は滅多にいないでしょうが、これ、けっこう面白いです。菅原文太はもちろんですが、とにかく憎たらしい小池朝雄とか、どこまでも好青年な松方弘樹とか、そして健気で愛らしい野川由美子とか、個性のしっかりした登場人物がなかなか骨太なドラマを見せてくれます。後の「仁義なき戦い」のパイロット版という感じでしょうか。
それにしてもこの「現代やくざ」、前作までの舞台は東京で今作は関西、菅原文太もまったく別人を演じて標準語から関西弁にスイッチ。しかし登場人物のほぼ全員が消えるあたりは踏襲しているわけで。なんとも不思議なシリーズです。