日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 怪奇!死人少女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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日野日出志のザ・ホラー 怪奇劇場 怪奇!死人少女

[ヒノヒデシノザホラーカイキゲキジョウカイキシニンショウジョ]
DEAD GIRL WALKING
2004年上映時間:44分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-10-02)
ホラーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2017-05-22)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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監督白石晃士
助監督高橋雄弥
キャスト前田綾花(女優)大原百合
森下能幸(男優)大原秀次
丹古母鬼馬二(男優)人さらい
脚本白石晃士
製作鈴木ワタル
プロデューサー大橋孝史
編集白石晃士
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1.《ネタバレ》 日野日出志というホラー漫画家の存在は知っていたが、絵柄が独特なこともあり、よほどのマニアが読むのだろうと思って以前は無関心だった。この映画はそれを映像的にリバイバルした形で、全6話を別々の監督が選んで映像化したうちの一つである。白石晃士監督といえば現在の邦画ホラー界では有名人だろうが、この時点ではまだそれほどの存在感はなかったものと思われる。

序盤は明らかに戦後期を意識した作りになっており、原作は1987年(昭和62年)の発表のはずだが映画は昭和30年代以前にも見える。大仰なショック音楽とともに題名が表示され、ドロドロしたバックの上にクレジットが出るのは昔の怪奇ドラマのようで笑ってしまう。その後もわざとらしく杭打ちの音や犬の遠吠えを入れてみたり、昔風の音楽が鳴り続けたりするのがユーモラスである。主人公が放浪を始めてからは少し冗長な気もしたが、ラストはまたあっけらかんとしてほのぼのとした印象になっており、別に大感動作というわけでもないが、最後に一応の救いを持たせてあるのは悪くない。
ちなみにこれを見たあと原作を読むと、オチの普遍性という意味では原作の方が上のような感じである。主人公をめぐる状況を殊更にシビアにしたのは映画独自のことで(監督の個性?)、原作の方は意外に穏健で良心的に見えた。

なお主演女優は制服姿が一応可愛らしいので、未来ある若手女優がこんな映画に出るべきでない、と言いたくなったが本人には特に不満はなかったらしい。メイキングを見ると、この女優と共演の森下能幸氏との関係性が可笑しい(先輩役者のはずだがなめ切っている)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2017-05-27 10:18:57)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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