1.《ネタバレ》 オマール・シーの良さが出まくりのシリアスな要素も含んだコメディ。
気楽な独身生活を謳歌していた男が突然、「あなたの娘よ」と赤ちゃんを押し付けられるところからストーリーが動き出す。
子育てに悪戦苦闘しながらも楽しい日常。次第に父と娘は堅い絆で結ばれていく。というストーリーに新鮮味は無いのですが、
オマール・シーと気のいい同居人のキャラと娘のかわいらしさもあり中盤まではほのぼのと気持ちよく楽しめる作品です。
しかし、後半に一度は子育てを放棄した実の母が現れて以降は次第に重い展開となっていきます。
少し「クレイマー、クレイマー」の空気を思い出したりもする作品ですが、
父と娘の関係に意外な事実が判明したり、不治の病に侵されていたのは父だと思っていたら実は・・・。
終盤は矢継ぎ早にシリアスな要素を詰め込んできます。そして最後は娘が・・・。
この手の展開も映画ではよくあるのですが、本作に関しては無理やり感が強かったですね。