6.《ネタバレ》 この監督は人間としての警官ってのに、ずっと関心を持ち続けていた人で、悪と慣れつつ生活する日常ってものへの興味か。これでもヒロインがパパのところで愚痴るあたり、ストーリー上は必要ないところだけど、わざわざ入れてる。厚みが出る。でも肝心のユダヤ教徒との恋愛ドラマのほうは浅かった。とはいえ、こういう特殊社会を通して自分たちの社会を照らし合わせてみようとする試みが、たとえタテマエだけで実は単なるイロドリだったとしても、あちらの映画ではよく見られ、理想化するでも差別するでもなく「興味」を持つ姿勢は正しいと思う。犯人にもう少し理由をつけてやりたい。グレてた人はやはりダメだみたいでちょっと後味悪い。ヒロインが観てた映画はたぶん『気儘時代』。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-17 10:20:36) |
5.特殊なコミュニティを描くことによって、逆に我々が当たり前だと感じていた、現代のアメリカの異常さがあぶり出される。エデンの無機質な表情が、徐々に人間らしさを取り戻していくのが、観ていてうれしい。派手さを抑えた、落ち着いた演出は、百戦錬磨の老将ならではか。ミニのタイト・スカートのM・グリフィスを、もっと観たかったと思わせるのも、充分に計算ずくなんだろうなあ。 |
4.ハイヒールにタイトなスカートでデキる刑事。その名はエデン…おまけにハイトーンの甘え声ときたもんだ。ま、メラニー・グリフィスを堪能するにはなかなか良いのではないでしょうか。なんつって、キツイ評価ですが、女性が見れば心揺さぶられると思います。ラストで女性の涙について語られるシーンなんて…そういう女性になりたいって思いました。 【日雀】さん 6点(2003-12-26 00:07:57) |
3.「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ガンドルフィーニが出てるんで見たんですが、イマイチでした。↓まさしく「女ジョン・ブック」ですね。メラニー・グリフィス好きじゃないんでなおさら嫌でした。 【あおみじゅん】さん 5点(2003-12-11 18:24:51) |
2.ユダヤ教徒の戒律文化とアメリカの自由主義(?)との対比が、大層でもなく明け透けに冷やかす訳でもなく丁寧に描かれていて面白い。起きた事件は「添え物」っぽい感じだけど、ね。 【aksweet】さん 7点(2003-09-17 20:06:24) |
1.見た人はわかると思いますが、「刑事ジョンブック」の女性版です。私は先にこちらを見たので、なかなか楽しめました。けちつけるとたくさんありそうだけど、考えなかったら・・楽しめます。 【zizzu】さん 6点(2003-06-26 17:36:24) |