1.あまりに安っぽいタイトルとカートラッセル主演というのを見て「安っぽいB級アクション映画」なんだろうなと誰しも想像するわけです。
スネークプリスキンが食人族とバンバン戦うようなそんな映画だと誰しも思います。というかそう思わない人がいたらおかしいレベルです。
しかし実際に観るとわかるのですが、もう全くそんな映画ではありません。
つか、うーん、これはいったい何なんでしょうか…
終始抑えめで全くB級感を感じない、それなりに予算をかけた作りで、よく言えばしっかりした、悪く言えば間延びした牧歌的な映画なのです(一部除く)。
何しろ尺がいまどき132分もあるんですよ。
いまどきこの手の映画はせいぜい90分そこそこにまとめるもんですし、実際内容的には90分で十分な映画なのです。
それが132分。長い…んですが、一応内容はしっかり丁寧に撮られてるんで扱いに困ります。長いけど。
そして世の中に映画は沢山ありますが、これと比較できる映画を僕は全く思いつきません。
ワンアンドオンリーな映画がここにあります、とだけは言えると思います。
一点注意点ですが、基本的に牧歌的な映画ではありますが、ゴア的なシーンはきっちりあるのでそういうのが苦手な人は観ない方がいいと思います、うん。