1.監督のリチャード・ロンクレイン自身がそういう年齢ということもあるでしょうが、
前作に続き、セカンドライフ、人生の晩年をどう生きるのかというテーマをコメディタッチで描いた佳作。
高齢化社会の現代。アメリカ映画でもイギリス映画でも、こういうテーマの映画が増えてきたような気がします。
登場人物の末期癌や重度のアルツハイマーという作品が重たくなる要素もありますが、
人生まだまだこれから。恋をするのに年齢なんて関係ない。
作品を通してみればそれ程重さは感じさせず、前向きなスタンスが気持ちいい。イギリスのベテラン俳優たちが好演。
イメルダ・スタウントンのラストのジャンプが清々しい余韻を残してくれます。