いつまでも一緒にのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 イ行
 > いつまでも一緒にの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

いつまでも一緒に

[イツマデモイッショニ]
(息を止めて)
Together For Ever
(Amzinai kartu / Amžinai kartu)
2015年リトアニア上映時間:98分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2020-08-24)【かっぱ堰】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 邦題に関して、「いつまでも一緒に」は原題そのままだが、Amazonプライムビデオではなぜか「息を止めて」に変えてある。
リトアニアの映画だが、いかにもそれらしい風景を見せるわけではなく、普通にヨーロッパの都市部の話になっている。場所はカウナスでないこと以外はわからないが、橋の上にいた母子の背景に映っていたのは首都ヴィルニュスにある大天使聖ラファエル教会のようだった。なお屋根の崩落事故は、隣国ラトビアで2013年に起きたものの映像を使ったらしい。

予想の通り娯楽性は皆無で、何が起こっているか説明もないので見るのがつらい映画だが、大まかにいえば主人公である女性の心理を中心に、家族関係の行き詰まりと打開?を描写した映画になっている。
最初は夫に振り回される妻子が気の毒に見えたが、実は妻の方がよほど周囲を振り回すタイプだったらしい。夫はまだしも歩み寄ろうとする様子が見えた一方、妻の方は終盤に大事件のようなものが立て続けに起こってやっと思い知らされたのだと思われる(多分)。しかし夫婦とも別に悪人というわけではなく、また題名からすれば家族の解体が予定されているわけでもない。今回の件で夫婦とも少し考え直すところはあっただろうが、今後は何より娘がまともに成長することが望まれる。
なお劇中では、妻が理想と考えていた家庭像が断片的にいろいろ見えていたが、特に強くこだわったのは家族が一緒の時間を作ることだったようで、その決まりを自分で破ったとたんにバチが当たったと思えばいいか。もしかすると現地のキリスト教(カトリックか)との関係もあるかも知れないがわからない。夫はロシア正教なのか無宗教だったのか。

余談として、家族同士で「こんにちは」と言うのは他人行儀でさすがに変だったが、ここで言っていたLabasというのはそれほど改まった言葉ではないようで、仕事仲間に軽く声をかけるのにも使っていたほか、家族同士の「ただいま」「おかえりなさい」という字幕のところもこの言葉だった。要は家族が無言になるのを避けるため、いわば家庭内のあいさつ運動として、とりあえず声をかけ合う決まりだったのかも知れない。
そのほか登場人物として、ソーシャルワーカーの人はしっかりした職業人かつ心優しい人物だったようで、リトアニア社会の全部が殺伐とした雰囲気でないことはわかった。警察と福祉の連携もできていたと思っていいかどうか。
かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-05 08:26:47)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS