ナイン・デイズ(2020)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ナイン・デイズ(2020)

[ナインデイズ]
Nine Days
ビデオタイトル : ナイン・デイズ(2020)
2020年上映時間:124分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-07-30)
ドラマ
新規登録(2022-07-24)【アラジン2014】さん
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あらすじ
荒野にポツンと立つ小さな一軒家に暮らしながら、ウィルは画面越しに人々の人生を観察していた。ウィルの仕事は人が死んで地上に空きができた時、次の候補者を選考し、そして地上に命を与えるに足る魂なのかどうかを決断するというものだった。彼らに与えられた選考期間は9日間。その間に様々なことを話し合い、人として生まれるべきかどうかを決めなくてはならなかった。ある時、自由奔放な女性エマが候補としてやってきたことで、ウィルは自分自身の過去と向き合わなくてはならなくなる。 【キャスト】 ウィル:ウィンストン・デューク エマ:ザジー・ビーツ ケイン:ビル・スカルスガルド キョウ:ベネディクト・ウォン 他
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【クチコミ・感想】

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1.エディソン・オダ監督のデビュー作&サンダンス映画祭で脚本賞を受賞した本作。往々にして批評家にウケる作品は一般人にウケが悪いのが定説で、一抹の不安を覚えつつ鑑賞しましたがオチのつけ方以外は概ね良かったです。

物語はとても静かですが重たくなり過ぎない絶妙なバランスで流れています。特に一つ一つのセリフやちょっとした表現が意味深で印象深く、こういった「かけがえのない瞬間の連続」が人の生なんだなぁということを明確に伝えてくれています。
ただ、主人公のウィル(ウィンストン・デューク)の感性が繊細すぎて、こういう人が重たい決断をしちゃいけないよなぁと思うシーンがチラホラ。むしろキョウ(ベネディクト・ウォン)のほうが前向きかつ柔軟なので、選ぶ側の立場としてはふさわしかったように感じました。
各種適正テストもユニークで面白いものの、その結果がどうなったのか?というところまでは全然追求されていないので、見方によってはひどく退屈な映画にもなり得ます。また、大切な手紙が何度か出ますが、内容に言及されず観ている人の感性に依存しています。この辺は好みが分かれそうではありました。

浜辺の再現や自転車の再現は非常に素晴らしく、この映画最高の見どころの一つになっていますが問題なのはラストです。アレがウィルの過去であることは理解できますがまるでコンテンポラリーダンスでも見せられているようで、お芝居などに興味がない人にはあまり刺さらない結末のつけ方だと感じました。個人的には結末は言葉ではなく、映画らしくきちんと映像として表現していただきたかったところです。

総合的には素敵な作品なので映画ファンでしたら一度は見ておいても損のない映画だと思います。ちょっと甘めの点数です。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-25 18:01:28)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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