1.《ネタバレ》 『ホームアローン』か『ダイ・ハード』いや『ランボー』の趣き。ローティーンの少女がたった一人で多数の敵と対峙します。全体構図としては『キック・アス』が一番近いかもしれません。復讐劇でもありますし。ただ徹底したエンタメ志向で馬鹿映画(もちろん褒め言葉)に昇華したキック・アスと比べると、本作は振り切れ方がいまいちです。いっそのこと復讐なんかそっちのけで快楽殺人に目覚めた『サイコキラー』を描いてくれた方が割り切って楽しめた気がします(後日談となる事情聴取からはその片鱗が伺えます)。コンプライアンス的にNGですか?善人ぶってた大男を有無を言わさずアレしたシーンはスカッとしましたが。
ちなみに戦いで重要なのは兵力より勝機と言ったのは寄生獣のミギー。まさにベッキーちゃんの戦い方がこれに当てはまるものだったと思います。