1.《ネタバレ》 最初から最後までエンジェルという女性を謎のままで終わらせたのがグッド。録音した九官鳥だったかインコだったか音を流し、赤ちゃんの人形を抱え語り掛け神父とは痴話もどきの懺悔というなんやコイツ・・なインパクトで始まり、見た目はまぁイケメンだけども中身はヘタレすぎるヤツをロセリーニがこんなんでほんまに殺し屋として成長するんかいな・・な教育方法を若干コミカルに描いてるのでこの時点でこの映画はコメディなのかな?という感じ。エンジェルにしても図書館で自主勉し、数日だか数週間だかどんだけ~なスピードで技術向上していくし、自分を襲いにくる相手がずーっと近くにいるという違う面でも変なツッコミどころ満載。前半はユルユルだけども後半シェリル・リーが変貌してからはちゃんと締まった話になるのでこの映画自体、邦題がクソで意味不明すぎて損してるよな・・な雰囲気たっぷり。ちゃんと基本に忠実でロセリーニのアレをちゃんと実行してたとこは面白かったです。途中墓地のシーンでおもくそカメラマンの影が映ってたけどご愛敬ってことにしときましょうか。