ミッキー17のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ミ行
 > ミッキー17の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ミッキー17

[ミッキーセブンティーン]
Mickey 17
2025年上映時間:139分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-03-28) (公開中)
SFコメディアドベンチャー小説の映画化
新規登録(2024-09-21)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2025-03-25)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ポン・ジュノ
キャストロバート・パティンソン(男優)ミッキー・バーンズ
マーク・ラファロ(男優)ケネス・マーシャル
トニ・コレット(女優)イルファ
スティーヴン・ユァン(男優)ティモ
田村睦心ナーシャ(日本語吹き替え版)
中村悠一ティモ(日本語吹き替え版)
朴璐美イルファ(日本語吹き替え版)
山路和弘ケネス・マーシャル(日本語吹き替え版)
内田真礼カイ・カッツ(日本語吹き替え版)
花澤香菜ドロシー(日本語吹き替え版)
田中美央アーカディ(日本語吹き替え版)
脚本ポン・ジュノ
撮影ダリウス・コンジ
製作ポン・ジュノ
製作総指揮ブラッド・ピット
配給ワーナー・ブラザース
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.《ネタバレ》 ポン・ジュノの本当に撮りたかった映画はこれだったのか?
搾取される側が体制に反旗を繰り返す話と言えば、過去作の『スノーピアサー』を思い出す。

格差というテーマは本作でも登場するが、そこに生命倫理が入ってくる。
というのも、先代の記憶を受け継いだクローンが主人公だ。
"使い捨て"として幾度か死んで甦るも、それは自分自身という"他者"の記憶を共有しているに過ぎない。
そのことを色んな人に聞かれても、「気分は最悪」としか言いようがないだろう。
搾取されるということは人間扱いされていないのと同義。
氷の惑星のクマムシみたいな生命体もそこに含まれる。
何で主人公を助けたのか、そこの掘り下げが欲しい。

権力者の都合で平然と尊厳を踏みにじる夫婦がマンガみたいに分かり易い悪役で如何にもと言ったところで、
主人公と同じく借金取りから命からがら逃げた友人のティモも平然と裏切るクズの小悪党。
搾取の階層が浮き上がる構図ながらその設定が上手く活かされていない。
なんせダメ人間のはずのミッキーがエリートなヒロインのナーシャと恋に落ちるのが不自然で、
裏があると思ったらそうでもなかったし、カイからもモテモテだけど彼女の出番はそのくらい。
もっと膨らませることのできる展開がいくつもあったのに全てが尻すぼみで終わってしまうのだ。
過去作みたいにもっとシニカルで居心地の悪いラストを期待していただけに普通に大団円風なのも頂けない。
これでは大ヒットは望めないだろう。

次回作は『殺人の追憶』や『母なる証明』のような現実的なサスペンスものを期待したい。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 5点(2025-03-29 01:35:24)★《新規》★
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS