1.《ネタバレ》 前知識なしで見たので、途中で頭の中が一瞬混乱したよ。
いやーびっくりしたね。
こんなぶっ飛んだ話とは。
でもこれも奥が深いね。
最初、玄理は霊とか信じないタイプと言ってたでしょ。
それが最後は感極まって男と抱き合う始末。
でもこれって、死に別れた会いたかった姉が今まさに目の前に生き返ったと感じたからこそ抱き合った訳で、人間、本当にまた会いたい人が憑依したら実際信じちゃうんだよ?という事を言いたいのではないだろうか。
かく言うわたしも霊だとかイタコだとか信じてないタイプなんだけど、なんだかその考えが揺らいでしまった。
(どうでもいいはなし)
この男は玄理と熱い抱擁を出来た訳で、実に役得だなぁと嫉妬した。憑依した女性を熱演した甲斐があって良かったねぇ、クソッタレ。
この頃の玄理はアラサーにも関わらずまだ幼さが残っていて、後年の『偶然と想像』の時の完全無欠な美人な彼女とはまた別の魅力がある。