5.少し好意的な見方を無理にすれば、人種差別を笑い飛ばす映画、とかなんとかモットモらしいことも言えるかもしれないけど、それ以上に好意的かつ自然な見方をするならば、まあ、見たまんまのデタラメ映画っちゅうことですかね。60年代を描いていると言われても、ほとんどSF映画としか思えない、ぶっとんだ世界。まあ、デブが踊るだけの映画なんですけど・・・。二役を演じるディヴァインの男役姿も要チェック。って、チェックしてどうするのよ。 【鱗歌】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-03-03 11:57:32) (笑:1票) |
4.展開が全然読めない。昔のミュージカル映画とか底抜けに明るくておバカ度満載でグダングダン感じがしてジョン・ウォーターズはどんな映画が作りたかったんでしょうかねぇ。この映画を真面目に見るととんでもないしっぺ返しがくるってことだろう、、、な。妙に変態っぷりが表現されてて面白かったです。 |
3.60年代カルチャーに首ったけのぼくからすれば、差別問題とかストーリーなんてどうでもよくって、ワンピースや3つボタンスーツに身を包んだ若者たちが、R&Bやオルガンジャズの音に合わせてダンスを踊っているのを見るだけで幸せ。そして何度見てもジョン・ウォーターズはブシェミそっくりだし、何故デボラ・ハリーがこの役を引き受けたのかわからない。 |
2.いつものごとくあらゆるものを小馬鹿にする精神には頭が下がります。だけど断言しちゃうと、やっぱりジョン・ウォーターズの映画はストーリーの面白さは最低レベルだと思います。この人の作品はどれもこれも短い。長い話が作れないからなのか、そこまで気力がもたないのか、、、。 【あろえりーな】さん 4点(2004-07-05 00:47:47) |
1.《ネタバレ》 まず第一に、60年代ダンスシーンが総体的に好き。ファッション、ダンスステップ、音楽、すべてが好き。そんな大のお気に入りを舞台に、女子高生同士の小競り合いから人種問題をめぐっての一大論争に発展していくというストーリーが乗っかる。こりゃ知的だ。というか、ダンスという題材のおかげで、政治色の強いメッセージがちっともくどくならない。だから抵抗なく映画自体を楽しめる。(「(敵をののしって)ホワイトのクズよ、せいぜいイエローのちょっと上よ」には大爆笑。問題発言であるはずなのだが、基本的に脚本がいいので、見事なブラックユーモアに昇華している。)ジョン・ウォーターズはホンモノのインテリだ。変態のレッテルを貼られまくっているけど、そもそも変態とは知的高等遊戯であるわけで、したがってホンモノの変態ウォーターズはホンモノのインテリなのである。 【黒蜥蜴】さん 10点(2003-11-29 15:44:22) (良:1票) |