11.《ネタバレ》 これ、ホントはダメな話なんです。結果はどうあれ、お父さんのエゴで歌手を誘拐しちゃってるし。(しかも相手の善意を利用。ひどいっ)動機も共感できません。でも「子を想う親の心」にはどうにも弱い。それに誰も不幸になっていないのがイイ。誘拐された歌手とお父さんの相棒は結局くっついてハッピー。娘もあのプロデューサーに食われることなく(っていうか食おうとするのか?この娘を?!)、心からの歌をTVで歌うことが出来てハッピー。そしてお父さんも起訴されずにハッピー。ついでにプロデューサーも大儲けでハッピー。損をした人がいないなんて奇跡(笑)。そして何より本作を「良い話」にまで押し上げているのが、お父さんの素晴らしさ。正確にはあの“顔”の良さです。W字ひげの人間味あふれるステキな顔。かわいい。あややよりもずっと可愛い。誘拐はダメですが、“ちゃんと”計画はずさんだし、マイケル面は笑えるし、どうにも憎めません。ラッキーマヌエロも奇跡的に良い歌。繰り返しますが、お話的にはダメな話なんです。でもこんな話大好きだ! 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-10-25 21:35:56) (良:1票) |
10.根っからの悪人が一切居ない、心温まる素晴らしい映画だと思いました。主題歌が頭にこびりついて離れないのが難点(笑) 【ケムール人】さん [インターネット(字幕)] 8点(2006-10-25 09:51:34) |
9.他のレビュワーの方もおっしゃっておりますが、「フルモンティ」のような英国コメディに似ていますね。ですから英国好きの私は十分に楽しむ事が出来ました。ジャンのあの一生懸命な間抜けさがおかしくて。その一生懸命なのは自分のためではなく娘のためというのが泣かせるじゃないですか。親の心子知らずでも、迷惑でも、素晴らしきかな親心、といったところでしょうか。鑑賞後、しばらく「ラッキーマヌエ~ロ~」と口ずさんだ事は言うまでもありません。それとお気に入りのシーンは、ジャンがテープレコーダー片手に「ラララ~ラララ~」と自作のまずい鼻歌を録音し、満足そうにしているところです。あの姿を思い出すと何だか心が温かくなります。 【ミスター・グレイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-19 10:50:19) (良:2票) |
8.あんな状況で見事に歌いきった彼女は格別の才能の持ち主です、すごいです。歌うシーンすごくよかった。プロデューサーがよかったのかはビミョーだケド。。。 なんかパッケージとビデオラベルが変に浮きすぎな気が。。。 ♪ラッキィ~ マヌエ~ロ~ ♪ 【まおあむ】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2005-05-24 13:43:47) |
7.渦中のアノ人の被り物に追加点。途中から冷めてきてしまった。私好みではなかった。 【SAEKO】さん 4点(2005-02-26 11:29:12) |
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6.【ぐるぐる】さんご指摘の様に、かなりイギリス映画的匂いのする、チョコレートの様にほろ苦いベルギー(他近隣諸国)製のダメ人間奮闘コメディ。もちろん主人公は「この手の話には絶対欠かせない失業中のダメおやじ」なので、売れっ子歌手を人質にして娘を歌手デヴューさせようとするものの、いつの間にやら逆に娘を人質に取られた形になってしまうという体たらく。そして物語は、ラストの「ラッキー・マヌエロ」一曲に向けて収束していく。ダメおやじの鼻歌が見事にアレンジされた上、その詞もジプシーが人生の悲哀を歌った敗者への、つまりは劇中のダメおやじ自身に向けた人生哀歌になっている。これは泣ける。そう考えると、劇中のプロデューサー(マネジャー?)は悪知恵だけでなく、実力も本物だったんですね、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-11-18 00:05:13) |
5.父親が逮捕されるときの父親の知人達のコメントが面白かったです。娘がベッドインするところ、予想していたけど笑ってしまいました。ストーリーはもっとめちゃくちゃでも良かったのではないでしょうか?小さくまとまってしまった感じで残念です。 【omut】さん 6点(2004-10-22 19:43:02) |
4.父親の娘に対する愛情も良かったが、誘拐した男と誘拐された女との恋愛もおもろかった。 でも特に印象に残らない感じ。 |
3.親バカパパの奮闘が哀しくも可笑しいコメディ。下の方も書かれていますが、近年の日本のコメディ映画に通じるところがあり、日本人には比較的親しみやすいノリの作品ではないでしょうか。あのちょっとヒネた娘なんて日本のホームドラマに絶対出てくる。家族でワイワイ鑑賞するのに適した作品だと思います。フラマン人ていうのは確かオランダかベルギーの一民族だと昔習ったような・・・ |
2.スカッとしたい、元気を出したい時に特にお勧めの作品!難しい事は考えずに気軽に見れちゃいます。そしてラストシーンはちょい感動。 【kokayu】さん 8点(2004-02-29 23:01:48) |
1.こういうこと書くと逆効果(?)かも知んないんですけど、結構「ゲロッパ!」との共通点が多いなあ、と感じました。父親の娘に対する情愛を描いている所とか、歌が重要な鍵になってる所とか、そういう目に見える部分だけでなく、社会に対する風刺の仕方とか、或いは(これは深読みしすぎかもしれませんが)自国の文化と他国の文化に対する見方とかも、実は井筒監督と近いように思えます。で、基本的にはドタバタコメディで冷静に考えると腑に落ちない所もあるんですけど、終盤で主人公の娘が歌う「ラッキー・マヌエロ」が流れるシーンでは不覚にもウルッときてしまいました(とはいえ、歌詞に拠る所が大きいんですけど)。「フル・モンティ」とかが好きな人にはお勧めできると思います。あ、そうそう、この映画観てて一つわかんない事があったんですけど「フラマン人」って何のことかご存知の方います?多分沖縄における「うちなんちゅー」みたいなもんかなーと思ったのですが・・・。 もしご存知の方がいらしたら、「小ネタ情報」の方に書いていただけると嬉しいです。<追記>【denny-jo】さんへ:ども、しょっちゅうHNを変更してる下の人でーす。「フラマン人」についてのご教示、ありがとうございまーす。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-10-30 17:35:44) |