3.《ネタバレ》 福星シリーズの続編ではあるのですが、もう一つ『悪漢探偵』という作品からも登場人物を借り出して来ており、そもそもその『悪漢探偵』の監督とゆーのが福星シリーズの「チビ」ことエリック・ツァンその人だ…という事情のよーです。前作・前々作までの「五福星」もチラリとは登場するのですが、チームとしてはメンバは総取っ換えで(サモハンを除いても)コレがまた5人居る…というコトで「十福星」なのでしょーかね。ジャッキーもユン・ピョウもまた降板しており、五人組の新リーダー?(とゆーかカンフー面での主役)的なトコロもアンディ・ラウに代替りしていて、アクションの大半はこの人の仕事になってますね。実際、主演な筈のサモハンすらも、その存在感は前作よりも更に薄れてしまってるって気もしました⇒中盤のいつもの悪ふざけには全く関わりませんし、アクションもオーラスだけ美味しいトコロを持ってってはいるのですが、基本は『悪漢探偵』から借りて来たカール・マッカさんとシルヴィア・チャンさんとの三角関係痴話喧嘩コメディの方に注力してる…みたいな感じっすね。中盤の(セクハラ)悪ふざけの犠牲者は、今作ではマリア・モックというエキゾチックな美人女優さんが務めてました(⇒まあ、私はどちらかと言うと今作では、ナンだカンだシルヴィア・チャンさんの方が遥かに魅力的には見えてしまいましたケドも)。ラスボスの松井哲也さんの雰囲気・オーラも中々のモノだったとは思うのですが、シリーズ作との前後関係を鑑みてこの位の点数にしておきます。