1.《ネタバレ》 「え!?アントワーヌを選ぶの?」と結末には驚かされました。姻戚関係という基本的なキャストを考えてみても、これは絶対ポールを選ぶとばっかり思っていたから、かなり裏をかかれた気分です。どう考えてもポールの方がいい男じゃないですか。顔も、スタイルも、性格も、精神年齢も、社会的地位も、というか、何もかも。(ここまで書くと言い過ぎか。)これはイヴァン・アタルを比較でカッコよく見せているのかと言いたいくらいにです。しかし、それでもアントワーヌを選んでしまうのは、これが愛ってことなんでしょうかね?母性本能をくすぐる男はモテるのかな。関係ないけど、フランス人はせっかくの高性能なドイツ車に乗らず、頑固にシトロエン、ルノー、プジョーの国産車に乗ってるって話を思い出しました。シャルロットは話す声のかすれ具合がいいですね。愛を語る時はそのハスキーに甘さが加味されてもっといい。とにかくいい声でした。そして、アントワーヌとの戯れが良かった。ベッドシーンの後にアントワーヌがマリーを抱えて遊ぶ所なんて、なんかほのぼのです。パワーボムか?みたいなシーンもあったし。けど、結局つれなくふられてしまったポールがただのシツコイ男になっちゃってて可哀相なので、ちょっと不満だったのでした。 ラブetc.でも彼はふられる役でしたね。うーん、恋人とラブな結末ではダメなんでしょかね?