2/デュオのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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2/デュオ
[デュオ]
2 Duo
1997年
【
日
】
上映時間:95分
平均点:
8.33
/
10
点
(Review 3人)
(点数分布表示)
公開開始日(1997-08-02)
(
ドラマ
)
新規登録(2004-06-07)【
コーラL
】さん
タイトル情報更新(2009-06-11)【
すぺるま
】さん
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監督
諏訪敦彦
キャスト
西島秀俊
(男優)
圭
渡辺真起子
(女優)
優の友人
中村久美
(女優)
バーの女
脚本
諏訪敦彦
(構成)
西島秀俊
(ダイアローグ)
渡辺真起子
(ダイアローグ)
中村久美
(ダイアローグ)
音楽
ニック・ウッド[音楽]
(音楽プロデューサー)
撮影
田村正毅
製作
ビターズ・エンド
プロデューサー
磯見俊裕
(エグゼクティブプロデューサー)
仙頭武則
小林広司
配給
ビターズ・エンド
美術
磯見俊裕
編集
大重裕二
録音
滝沢修〔録音〕
照明
佐藤譲
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3.
《ネタバレ》
男女の相互依存関係を寡黙に描いた内容。
実にリアリティがある。
最後で女は戻ってきてしまうのだけど、これがまさにリアリティだと感じる。
これこそが、まさに男女の腐れ縁。
この時点で男は定職に就いてはいるが、おそらくしばらくしたら、また仕事を辞めてしまい、元の関係に戻るだろう。
そうして、この相互依存の関係はどちらかが身体をおかしくするなり、死ぬまで続いていくことだろう。
男女の関係を理屈抜きに淡々と描いた本作は、90年代を代表する日本映画の一つであろう。
【
にじばぶ
】
さん
[インターネット(邦画)]
8点
(2021-07-20 23:28:21)
2.
演技は俳優一人の技術の問題のように思われがちだが、(一人芝居でもない限り)良い芝居が出来るかどうかは相手役にもかかっていて、役者同士がお互いに感情を動かし合うことで生っぽさが生まれるんだということを改めて感じさせられた。西島秀俊と柳愛里の距離感は設定の上なのだが、実際の恋人同士にしかみえず、また少しずつ変化していく関係性も、虚構っぽさがない。特に喧嘩のシーンの掛け合いは、痛々しいほどにダメカップルのもので、こちらの感情までかき乱された。もしもあのシーンに台本があったとしたら、いろんな意味で驚嘆ものである。この映画において監督がどういう演出を行ったのか、非常に興味深い。そして西島秀俊は元々エリートなのに、どうしてこう、ヒモとかイヤーな男がはまるんだろう。本作はストーリー自体に面白味があるとは思えないが、逆にストーリーをこねくりまわさずとも、人間を「リアル」に描くだけでありきたりな話が途端にドラマになるのだということが提示されている。ヒューマンドラマというジャンルにおいて特に、質の高い映画だと思う。とはいえ、個人的にマイナスだったのが各俳優のダイアローグシーン。監督は何を意図したのかわからないが、あの手法でかえってせっかくの「リアル」が胡散臭くなった気がした。
【
よーちー
】
さん
[DVD(邦画)]
8点
(2010-09-23 00:28:53)
1.
柳愛里と西島秀俊の二人を引き気味の位置から捉えるカメラ(田村正毅)が醸しだす緊迫感が尋常でない。会話の反復と、台詞のトーンの変調で一気に画面が張りつめる。一人買い物に出た男がアパート二階にある女の部屋に戻ってくるまでのサスペンス感の醸成も秀逸。白いカーテンの微かな揺れや、一階のドアの開閉、その「間」が画面に不穏な空気を横溢させる。あるいは、後半で女が自転車を駆る疾走感の見事さ。その彼女を見つけ、男が追走する横移動のショットも素晴らしく良い。自転車で逃げる女と、自動車で追う男が窓のフレームを挟んで緩やかに近づいたり、離れたりを繰り返す。続く質素なアパートの場面では、窓からの西日が作り出す陰影が強く印象づけられる。尚且つ、環境音、ノイズ、声音といった聴覚的要素も最後まで見事に物語に活用されている。役者、撮影、録音、照明、、すぐれたスタッフワークの賜物といえる。
【
ユーカラ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
9点
(2010-03-22 22:50:33)
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【点数情報】
Review人数
3人
平均点数
8.33点
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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7
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8
2
66.67%
9
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33.33%
10
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0.00%
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