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<ネタバレ>モノクロの怖さとBGMの不釣り合いさが恐怖を覚える理不尽さと不快さがたぷーりな言葉の暴力映画の真骨頂。前半と後半のバランスが絶妙で乗客各々のバックグラウンドに何かしらワケがありほぼ全てが自己中心的。他人に何をされても自分よければすべてよしでチンピラに絡まれてその本性が出てきてしまうのは見ていて怖い。一つの部屋と化した電車の車両の中で人ってここまで愚かになれるのは凄い事ですが暴力が一切なしで行動と言葉だけで性をここまで引き出せている脚本はもっと凄い。最後の無言と無音の戦慄はこの映画一番の不快さを味あわせてくれるシーンですね。