記念すべき007シリーズの第一作。なんともう50年も前の作品 .. >(続きを読む)
記念すべき007シリーズの第一作。なんともう50年も前の作品ということで、改めて見返してみました。まず思ったのは、半世紀前なのにもかかわらずテンポが軽快であるという点。間延びがあるわけでもなく、トントン拍子で進んでいくので全然かったるくない。ジェームズ・ボンドという役柄、キャラクターを魅力ある一人の人間として演じ上げたショーン・コネリーは実に渋く、世界観を作り上げたテレンス・ヤング監督もさすがだと思います。ただ、さすがに今の目の肥えた観客視点から見るとアクションはたいしたことないので、その辺は時代を感じながら鑑賞するのが良いかなと。それと、火を吹く戦車を竜と見間違えるというのも実にゆる~い展開、これもまた時代を感じるし、どうみても白人にしか見えない人を中国人の悪役にしてるのもこれまた時代を感じさせる。