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<ネタバレ>多少おまけで8点を献上しようと思います。私はこのおばあちゃんの様に、森の中で素敵な庭園を気づいて木の家でひっそりと牧歌的な暮らしをするという生活スタイルに強い憧れを持ってますので、たとえ児童文学が原作であってもすんなりと心地よく見る事が出来ましたね。ああいう風に野いちごでジャムを作ったり、菜園で自給自足をするという、ターシャ・テューダー みたいなおばあちゃん、ああいう素朴な人になりたい。だからたとえ映画的に物足りない展開であっても、配役(特に木村のアニキ)に難があったとしても、おばあちゃんの教えのごとく、いちいち非難することなく、邪念無しに大らかでいたい(笑)。この少女の様に、どうしても学校のスタイルやら世俗の生活やらになじない子というのは、必ず一定の割合でマイノリティに存在するわけで、画一的な社会であれば確実に彼らはその器からこぼれてしまう。しかしその世俗の器よりはるかに大きな「自然」という名の器が、彼らを受け止めてくれる。私は前々からそう思っておりましたので、このお話は私自身の考えにとてもフィットしました。よくぞ作ってくれた、と言いたい。[良:2票]