<ネタバレ>リアリズムSFとしてとても楽しめました。
アーサークラーク .. >(続きを読む)
<ネタバレ>リアリズムSFとしてとても楽しめました。
アーサークラークの「宇宙のランデブー」とか、カールセーガンの「コンタクト」に通じるような設定。
印象的なシーンは、最初に言語学者の主人公があの物体の中に乗り込むとこかな。
入り口のところで、重力に逆らい出す様子とか、中に入ると霧の中からボワーンと異星人が登場してくるところとか、
ミステリアスな雰囲気がとても出ていて良かったですね。
異星人たちも、よくあるグレイタイプみたいなのじゃなく、巨大なタコ足みたいな形相で
しかも墨のようなものを出して意思表示するという。なんか新鮮でしたね。
世界平和を訴える内容になってると思いますけど、今までの宇宙人映画って
宇宙人と戦うことで人類が一致団結するみたいな、そういうスタイルで人類の調和を描くのがほとんどだと思うけど、
本作はそれとは逆の切り口で訴えてる。それもまた新鮮で良かったと思います。