決してドラマチックなストーリーではない。ある意味、つまらない .. >(続きを読む)
決してドラマチックなストーリーではない。ある意味、つまらない映画、とも言える。でも、れこが本当の意味でリアルな戦争映画なのかもしれない。善悪に描かれているわけでも、無理に感動させようてしているわけでもなく、ただひたすらリアルな戦闘シーンに徹している。やはりリドリー・スコット、渦巻く黒煙や、降り立つヘリなど、美しいシーンが多々あった。混乱する戦地と、命令を下す基地の冷静さの対比が印象的であった。兵士の足に手を突っ込むあたりが実に痛々しかった。ある種新しい、淡々と、忠実に描かれた反戦映画。