<ネタバレ>↓あぁ確かに「カリギュラ」を思い出すってのは判る気がします( .. >(続きを読む)
<ネタバレ>↓あぁ確かに「カリギュラ」を思い出すってのは判る気がします(笑)
ですがメリケンの色が強すぎないせいか近年のミステリーの中ではダントツに雰囲気が良い作品ではあると思います。
主題が“香り”であるために、主人公が言葉ではなく動作で香りのなんたるかを表現するというのはなかなか良いと思いますし、全編に流れるBGMや照明の度合いなど、なかなか見せてくれる部分が多いと思います。
特に、教会での集会と、天使(悪魔?)の香水を作る主人公のカットバックはなかなかに印象深い場面ではないでしょうか。
まあ、惜しむところは、最後の最後で結構トンデモ展開になってしまうところでしょうか。
それ以外は、終始落ち着いて物語が進みますし、なかなか良いのではないかと思います。