<ネタバレ>タイトルロールとオープニングの音楽を聴いた時点で、この作品が .. >(続きを読む)
<ネタバレ>タイトルロールとオープニングの音楽を聴いた時点で、この作品が知的好奇心を刺激してくれるような歴史劇でないことは一目瞭然。
時代背景は違えど、ティーン・エイジャーの女の子という点でパーティにスウィーツにお洒落に夢中という意味ではやっぱりいつの時代もそこら辺の年代の子とあんま変わんないんだな~と思いました。
マリー・アントワネットについての一通りのことはなぞってるんでしょうけど、時代がどんどん先に進んでいるのでいったいどのくらいの時間が流れたかが全く分からず、話がものすごい勢いですっ飛んで行きます。
そんな感じなので、最終的に「あれ、ずいぶんあっけない幕切れ」と感じてしまいますし、残るものもこれと云ってありませんでした。
ただ、前半及び後半のオペラ座での描写は、皆に受け入れられていた時代と、皆から嘲笑されていた時代というものをうまく表現していると思います。
ということで、全体的な感想は5点くらいがちょうどいいと思います。