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元々このタイプの日本映画にはあまり期待してなかったんですよ。いくらCGだけじゃいい映画は出来ないといっても、この手の映画はやはりある程度のCG技術などは必要なわけで、しかしハリウッドのように1本の映画に億の単位のお金はかけられるはずもないので、CM見た時も、主題歌をうたってるレニー・クラヴィッツ以外はあまり気にはしてませんでした。しかしこの前やっと見たんですが、結構頑張ってるじゃないですか。鈴木杏の、やけに男勝りなセリフには違和感を感じましたが、それ以外は結構イイ線いってるじゃないですか。皆さんのおっしゃる通り、マトリックスなどの映画のパクりという感じは否めないけれど、それはただ技術としてはそれらの映画を下敷きにしているけれど、本家のマトリックスは日本のアニメ(AKIRAなど)を土台にしているわけで、むしろ話の中に登場する“擬態宇宙船”や、“ソニックムーバー”(サイボーグ009にも同様のものが出てましたね。それに時間操作系といって忘れちゃいけないのがジョジョの奇妙な冒険)などといった小道具は、わが国特有のアニメ文化を象徴するものとして、オリジナリティにあふれているものだと思います。本場にはまだ劣るものの、日本映画でここまでやったことに対して6点、後は“マグネバン”のシーンでの金城さんの演技&表情に+1点という事で。[良:1票]