<ネタバレ>前半はスタンド・バイ・ミーを彷彿とさせたり、そこに絶妙なファ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前半はスタンド・バイ・ミーを彷彿とさせたり、そこに絶妙なファンタジー・ホラー要素が加わり観ていてなかなか面白いものがありますが、30年後の大人になった主人公たちのパートになると少々失速。
主人公たちが一名除き全員成功しているというのもなんか違和感を感じますし、ラスト近くに登場した精神科に入院している子ども時代の不良も、あっけなく退場してしまうし…。もう少し粘らせれば作品が面白くなったのではないかと思います。
そして、イットの存在が悪霊と化した巨大クモというのが、観ていて最大のがっかりポイントでしょうか。
恐怖の対象とは、姿が不明瞭だからこそ恐怖を感じるものですから。
総じて、前半6点、後半4点の平均5点が妥当な線でしょう。