<ネタバレ>過去を清算する権利を買った、と自身の過去を語ろうとせず、任地 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>過去を清算する権利を買った、と自身の過去を語ろうとせず、任地に赴く際も笑っていた友人ニコラが、後の主人公の末路を暗示しているようでした。
吹っ切れたようで未練たらたら、しかし結局、全てが幻とわかり、過去を精算するために隊に残り、死の運命を笑って受け入れる彼の姿は、中盤までの、自己中で、だらしなくって、未練がましい彼とは別人の、晴れ晴れとした雰囲気をしていました。
小憎らしいフローランスと、どこか影のあるイルマの2役を見事に演じ分けていたマリー・ベルの演技も素晴らしかったです。