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(↓さすが皆さん、ちゃんと「先生」と呼んでますね)無責任極まりないご先祖サマにご無体な事を言いつかってしまった倉田先生、しかし慌てず騒がず、とにかく渋い! さすがは元Gメン。男の哀愁、孤独、なんだかそういうイイもの一切合財が先生のお姿から立ち上っております。さてさて物語は例によって訳のワカラナイ方向に進み、舞台はフランス、謎の組織の魔の手が、先生の娘(?)の元に忍び寄る。いや全然忍び寄ってませんね、いきなり大立ち回り、ジムでの死闘! 雑魚キャラどものマーシャルアーツ全開のアクションに、ついつい期待は膨らむ、倉田先生はこの後、もっとスゴイ技を見せてくれるのではないか。いやいや先生ももうお歳を召していらっしゃるから、アクションは控えめではないか・・・・。先生は言わば神様のようなヒトなのだから、神様を試すようなコトは本来は考えてはいけないのです。でも心配・・・と思いきや、飛行場での刺客の襲撃! 先生の蹴りがトイレのドアをブチ破った瞬間、心の中で、涙が出た(笑)。素晴らしい体のキレ! まだまだ、あと50年くらいはイケそうでっせ。とか言いつつも、物語はさらに訳のワカラナイ方向に吸い込まれ、最後はほとんどギャグに走って、ハイ、オシマイ。ちょっと残念。教訓としては、「ただでも強い敵が、さらにパワーアップしたら(例、武器を手にする。二人に分裂する)、そろそろ映画はオシマイという合図」ですね。