もはや若くもなく、肝心の右手人差し指に障がいを負ってしまった .. >(続きを読む)
もはや若くもなく、肝心の右手人差し指に障がいを負ってしまった、スナイパーの孤独。を描くようにみせて、実はサッパリ描いておらず、おバカアクションに走ってしまったのが、潔いというか何というか。雰囲気だけは多少、あるんですけれども、あまり見栄えがしない。それより、物語を支える重要なテーマになりえたであろう手の障がいまで、ラストの敵との対決におけるネタにしてしまうというのは、実に大した割り切りですなあ。
まさに肩の凝らなすぎる作品、予想外の見応えの無さに、ちょっと驚きました。それでもトム・ベレンジャーは、何だか不思議にノッてるような気がする・・・。