<ネタバレ>自分の作る映画の中で、自分の息子と共演し、自分の好きな歌を歌 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>自分の作る映画の中で、自分の息子と共演し、自分の好きな歌を歌う。いい気なもんだ。
とは言え、息子をここに登場させたのも、何となく意味深ではあります。
この映画には、去っていくものと、後に残るものが、描かれてます。
漂浪の主人公は歌を残し、漂浪の身のまま、死んでいく。埋葬されたそこには、墓石すらも無い。
しかし、彼の残した歌は人々の間に残り、また彼の甥っ子と少女も、彼の魂を心に抱えながら、この世にとどまり新しい人生を刻んでいく。
彼が残したものは、「歌」であるとともに、「人と人との繋がり」でもあるんだね。