多少の不自然は強引に押し切って、何回も「あの時ああしていたら .. >(続きを読む)[良:1票/笑:1票]
多少の不自然は強引に押し切って、何回も「あの時ああしていたら…」を見せてくれるサービス精神あふれる作品。
なので、速い展開にぐいぐい引き込まれてあっという間の2時間だけれど、物語には決定的に重みがない。
だって、そもそも主人公は最初の人生でもう既にケイリーのことは忘れて大学生活を謳歌しちゃってるわけだし、現在に戻るたびに二人はくっついたり離れたりを繰り返している。
ここで、何回やり直してもどうしても恋に落ちちゃうくらいの、深い結びつきがあればラストがコピー通り「映画史上最も切ない」となったと思うんだけどなぁ。
もちろん、カオス理論なんて難しいハナシを持ち出すまでもなく、人の一生ってのは、家族や友人や恋人との繋がりと影響に大きく左右されるものであるということに異論はありませんし、そういう意味では大変楽しめました。
ところで、同じ境遇に置かれているお父さんを助けることはムリだったんだろうか?[良:1票/笑:1票]