元ネタも十分すぎるほど知っている。
狂おしいほど犬好きな私 .. >(続きを読む)
元ネタも十分すぎるほど知っている。
狂おしいほど犬好きな私は、山城新伍が苦手だと言いながらも大泣きし「映画の出来不出来などどうでもいい」とまで言い切ってしまった。
そうした反省を踏まえて今回は冷静に鑑賞するべく、本作に臨んだ(大げさ)。
ところが、ハルストレムはやってくれた。
想像していなかった「ハチ視点の映像」により、相当早い段階でギブアップ。
ってか、遠い異国で迷子になるハチを見ただけでグロッキー状態。バカじゃないか、あたし。
素直に感動できるのは、欲張らず、奇をてらわず、小さな出来事を丁寧に積み重ねていくハルストレム監督の抑えた演出のたまもの。
やっぱりうまい。