軽妙なつもりの台詞まわしも少しわざとらしく、もう少し地に足の .. >(続きを読む)[良:2票/笑:1票]
軽妙なつもりの台詞まわしも少しわざとらしく、もう少し地に足のついたスタイルでないと、共感を呼びにくい。
また、竹中直人をああいう使い方するのは、日本映画界で何かの協定でもあるのかと疑ってしまう。
とかなんとか文句をいいながら、実は私は、国営放送のこの番組の大ファンである。
見るたびテレビの前で、喝采し、共に歌い、ホロリとし、応援し、カネの音が少なすぎるとブーイングをしたりして、家族に引かれまくりながら、実に楽しませてもらっている。なので、よくぞこれを題材にしたなぁ!と感心しつつ、ツボにはまりまくり、エンディングでは滂沱の涙。
はっきり言って、今日び、あの程度の歌唱力では合格の鐘はあり得ないが、それでもいいじゃん。映画だもん。
人が懸命に歌う姿は、歌唱力にかかわらず、感動や共感を呼ぶものだ。
数々の名曲と共に、歌う喜びを存分に謳いあげた感動作に拍手。[良:2票/笑:1票]