猛吹雪が吹き荒れる中、山里深い小さなホテルで、次期首相候補の .. >(続きを読む)
猛吹雪が吹き荒れる中、山里深い小さなホテルで、次期首相候補の男が殺される。
当然、その小さなホテルに集っていた何やら怪しげな宿泊客らが容疑者となり、
ミス・マープルは例によって自身は殆ど捜査活動に動かないまま、人づてに聞いた情報のみで事件の真相を解き明かしていく。
アガサ・クリスティーの同シリーズも4作品目なので、ミス・マープルの独特の捜査手法にも慣れ、「定番」の流れを安心して見られるようになった。
現在の人間模様と、過ぎ去った人間模様が絡み合い始めたとき、事件の真相が見えてくる。
殺される首相候補の政治家をティモシー・ダルトンという俳優が演じていて、どこかで見たことがあるおっさんだな~と思っていたら、かつて「007」でジェームズ・ボンドを演じた俳優だった。