バックグラウンドが阪神大震災であることや、舞台が近隣であるこ .. >(続きを読む)
バックグラウンドが阪神大震災であることや、舞台が近隣であることもあって
貴志祐介の原作は既に読んでいたのだが、この出来は何だ?
原作のクライマックスは、映像化されると恐らく面白いであろうモンスター小説だ。
公開当時、どういう映像になったのかという期待と果たしてあれが映像化できたのだろうかという不安があったが、やはり無理だった。
本作では脚本が全く変更されていて、こじんまりと話を終えてしまったため、
原作の持つ魅力の半分も出せていない。
この手の小説は、日本ではまだまだ、映像化してはダメだという事例なのだ。