本作の大成功で製作者のアーウィン・アレンは2匹目のドジョウを .. >(続きを読む)[良:1票]
本作の大成功で製作者のアーウィン・アレンは2匹目のドジョウを狙って「タワーリング・インフェルノ」を製作したのだが、これはある副産物を生み出して、「タワーリング・インフェルノ」は超大作となり得た。
まあ、そういうこともあって、両作品ともスタッフが共通していたりする。
本作の主題歌「モーニング・アフター」(挿入歌と言うべきか?パーティで演奏されるヤツ)と「タワーリング・・・」の「愛のテーマ」の作詞/作曲は同じ人だそうで、どちらも素晴らしい名曲だ。
本作を小学生の頃、最初に観た時は、想像を超えた意外なプロットとその中での人間ドラマにとにかく衝撃を受けた。特に感動と衝撃を受けたのは、乗客の一人で、むかし水泳選手だったという太った老婦人のエピソード、そして、主役でもある牧師、ジーン・ハックマン。クライマックスのその衝撃が、何日も脳裏から離れなかった。
当時は特に、このような流れの作品ってほとんど皆無だったので尚更だ。
アーネスト・ボーグナインとの対立も流れを作り出す大事な柱である。
とにかく、パニック映画の中でも最も好きな作品である。
ちなみに、このクラスの大型船舶が完全転覆することは100%有り得ないのだそうだ。
昔、大好きだった映画評論家の故・荻昌弘氏がTVで何度も繰り返し説明されていたのが印象に残っている。(きっと、視聴者を不安にさせない配慮だったのかもね)
ところで、リメイクの話があるとかって話だが?どうなんでしょうね?[良:1票]