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まあね、古いDBのファンならキャラが出るだけで嬉しいですよね、えぇ。私も子どもがいなければ今さら絶対に観ない映画ですが、懐かしさはありましたから。
そもそも私がDBから離れたのは、もともとはドラゴンボールを集めるための冒険物語だったのがいつの間にかバトルが目的になり、ドラゴンボールが死んだ仲間を生き返らせるツールになり下がったから。命とか強さとか、よくこんなにも軽く扱えるなと。鳥山明は本当にこんな漫画が描きたかったのか?いえこれは本作というよりDBシリーズ全般に言えることなので、これが本作のレビューになってしまうのは少し申し訳ないと思うものの、本作だって1時間くらいで終わるんじゃないかという内容なのに、説明的なセリフと単調な殴り合いで時間を費やしているのはTVシリーズとまったく同じなんだもの。しかも悟空とベジータ以外はほとんど空気っていう・・・ピッコロファンとしては悲しい限りですよ。
昨今の子どもっていうのはこういう映画が好きなんでしょうかね?ヒーローがかっこよく動いてくれればそれでいいの?作り手からの子どもたちへのメッセージが何ら伝わらない薄っぺらい映画でしたよ。